2010年11月14日日曜日

キッチン扉の補修


今回は、賃貸物件、キッチンの扉の補修を行ないました。

この手の補修は、頻繁にお願いされる補修です。
賃貸物件によく使われるシステムキッチンの扉は、分かりやすく言うと、
カラーボックスの素材に良く似ています。
木のチップを固めたボードの上に、木目のシートを貼ってある様な物です。
このボードは水に弱く、ボードとシートの隙間から水が侵入すると、
固まった木のチップが膨張して下地からふやけてきます。
そのままにしておくと、扉の交換と言うことにもなりかねません!

今回の補修では、膨張した部分を切り取り、ペーパーで平らにした上にパテ処理をしました。
写真でも分かるように、パテ処理をしてある所はすべて下地が膨張していました。
やはり、シンク周りから悪くなっていきますね!
パテ処理をした扉を、さらにペーパーで平らにして、その上にシートの接着を良くするためのプライマーを塗っていきます。
木目のシート貼りは、上下、左右と巻き込む様に貼っていきます。
水の浸入を防ぐ為です。
ここまで手間をかければ、長く安心して使えると思います。

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